お墓で悩んだときに確認しておきたいこと

仏教式のお墓が多い日本

自分の親が亡くなったときや終活を始めたときなど、さまざまなきっかけでお墓のことを考え始めるようになります。将来的に供養や法要をどうすれば良いか悩み、お寺に相談に行く人も少なくありません。
既に先祖代々のお墓が建てられていたり、親が何かしらの宗教に入っているならそれほど悩むことはありませんが、新たにお墓を建てなくてはならない場合、どの宗教を選べばよいのか悩むことでしょう。
宗教というと勧誘される、お布施を求められるなどマイナスイメージを持つ人も少なくありませんが、世界中のほとんどの人が何かしらの宗教に入っています。
世界的な信者数からするとキリスト教が圧倒的に多いですが、日本では仏教の信者がほとんどです。
基本的に日本のお墓はほとんど仏教式となっています。お墓参りに行ったときに、三段になったお墓をよく見かけると思います。
江戸時代から普及したお墓ですが、三段墓とよばれており、一番目にすることが多いお墓です。

仏教の法要

もしお墓が必要になった場合、お墓を建てることだけでなく、同時に法要をどうするか考えなくてはなりません。
お墓を建てるときに必要になってくるのが開眼供養です。お墓にご先祖さまの霊を呼び込む供養といわれており、これによってお墓としての機能を持たせます。
逆にお墓を閉じる際に必要になるのが閉眼供養です。お墓からご先祖さまの霊を抜き、ただの石碑に戻します。最近では墓じまいをする人も多いですが、閉眼供養が必要だということを忘れないでください。
故人の遺骨をお墓に納めることを納骨供養といいます。一般的には四十九日の法要に合わせて行うことが多いですが、必ず四十九日に行わなければならないということではありません。一周忌に合わせて納骨を行う人もいます。できれば納骨供養は三周忌までに行うようにしましょう。
四十九日まで7日ごとに訪れる日のことを忌日といい、その日に行う法要を忌日法要といいます。最初の忌日法要を初七日といい、葬儀後に初めて行われる法要です。
命日に合わせて何年かおきに行われる法要を年忌法要といいます。一周忌や三周忌、七周忌、三十三周忌などがありますが、地域によっては五十周忌や百周忌などもあります。一般的には三十三周忌を最後にすることが多いようです。

法要に困ったときは真如苑へご相談を

最近では宗派を問わず受け入れてくれるお寺なども多いため、法要をどうするか悩む人も多いのではないでしょうか。
真如苑は仏教のお寺で、法要のご相談も受け付けているようです。基本的には真如苑で法要を行うようにお願いしていますが、事情によっては申し込みも可能なようです。
真如苑では困った人々の相談にまず乗り、それから適切な回答をしてくれますので、法要に困ったときは真如苑に相談してみてください。