仏教で苦しみから解決されよう

困ったときだけ神頼みをしても意味がない

人生がうまく進んでいるときはあまり考えることはありませんが、仕事で大きな失敗をしたり、大切な人を失ったとき、恋愛がうまくいかないなど、思うように人生が進まないときは、自分の日頃の行いが良くないせいではと考える人も多いことでしょう。
人生がうまく行かなくなったときは、ご先祖さまの墓参りに行ったり、お寺に行って修行をするなど、いわゆる神頼みをする人も少なくありません。
困ったときに神頼みをしたとしても、人生がうまく行き始めると、すぐにその気持ちを忘れてしまい、またうまくいかなくなると神頼みをすることを繰り返していては、いつまでたっても人生そのものがうまく進まなくなります。
神頼みをすることは決して悪いことではありませんが、その教えを常に頭に入れて行動することが大切です。

人生に苦しみがつきまとうのは当たり前

日本では仏教が浸透しているので、困ったときにお寺に行って相談する人も多いのではないでしょうか。
仏教では、まず人生は思いどおりに進まないということを最初に学びます。一切皆苦といいますが、苦しいだけでなく人生が思いどおりにならないことを説いています。
仏教の教えでは、人生にはさまざまな苦難がついてまわるとされています。生老病死はもちろん、それ以外にも愛別離苦と怨憎会苦、求不得苦と五蘊盛苦があります。
愛別離苦は愛する人と別れる苦難です。愛する人と別れるのもつらいですが、亡くなってしまうと二度と会うことができません。
怨憎会苦は憎んでいる人や怨んでいる人に会う苦難です。憎んでいる人や怨んでいる人とはなるべく会わないようにしたいものですが、近しい関係だとそうもいきません。同じ職場だったり、家族であったりと、現況によっては会わずに済むことが難しい場合もあります。
欲しいものを手に入れられないことを求不得苦といいます。欲しいものがあれば人間は努力しますが、必ず手に入れられるとは限りません。
心や体の欲望を満たせないことを五蘊盛苦といいます。自分の欲望を満たすとそのときは満足しますが、新な欲求がわいてくると、またその欲を満たそうとします。次から次へと新たな欲求が出ると完全に満足することができず、常に何かに飢えている状態になります。
こうした苦しみから逃れたいと思っている人は多いかもしれませんが、なかなか自分ひとりで解決するのは難しいかもしれませんね。

苦しみから逃れたいときは真如苑へ

真如苑ではこうした苦しみをコントロールする仏教の教えを説いています。仏教では苦しみから逃れるには八正道を実践するよう説いていますが、真如苑でそうした教えも学ぶことができます。
真如苑は東京だけでなく、全国各地に寺院がありますので、苦しみから解決されたいと思うときは、近くの真如苑でご相談されてみてはいかがでしょう。