悩みごとはお寺で相談を

悩みが複雑化している現代

インターネットの普及により生活はとても便利になりましたが、その一方で人間関係は希薄になっています。
対面で会話をする機会も減ったことから相手の本音が分かりづらく、人間関係が複雑化する原因ともなっています。
仕事や恋愛がうまくいかない、将来に不安があるなど、いろいろな悩みを抱えている人は多いですが、誰にも相談できないため、その苦しみから逃れられずにいます。
自分の悩みならまだしも、子どもや夫、両親といったように家族の悩みとなると、さらに悩みが深くなります。
自分の悩みは自分で解決することができますが、家族の悩みは自分が解決できないことが分かっているからです。
子どものいじめや不登校、夫の浮気や仕事の失敗、両親との不仲など、自分一人では解決できない悩みを抱えている人も多いことでしょう。
怪しげな占い師や霊能者に相談をする人も多いですが、それで解決できた人はほとんどいないと思われます。

お寺で相談する人が増えている

本来なら悩みごとを相談する相手というのは、友だちや会社の同僚、家族など周りにたくさんいるはずですが、自分の弱みを相手に見せたくない、自分の本音をどうさらけ出していいか分からないといった人も多いでしょう。
最近ではこうした悩みを解決するために、お寺に悩み相談をする人が増えています。お坊さんに話をすることで気持ちが軽くなったり、仏教の教えを説いてもらうことで納得でき、悩みを解決できる人もいるようです。
お坊さんは占い師でも霊能者でもありませんので、ただ話を聞いてくれるだけだったり、仏教の教えを説いてくれるだけだったりしますが、相談することによって気持ちが軽くなることから、お寺で相談する人が増えているようです。

真如苑の法要に参加しよう

とはいえ、いきなりお坊さんに相談するのは気が引けるという人も多いことでしょう。いきなり相談するのではなく、まずはお寺の法要などに参加し、お話を聞いてみてはいかがでしょう。
東京に総本部のある真如苑では、定期的に法要を行っています。真如苑では参拝できる機会もありますので、お参りから始めてみるのも良いでしょう。
真如苑にお参りをしたからといって、いきなり信徒になるわけではありません。また、真如苑で行われている法要に参座した場合も同様です。
真如苑に限らず、さまざまなお寺でもこうした機会を設けていますので、いろいろなところでお話を聞いてみるのも良いかもしれません。
お話を聞いた上で信徒になりたいと思う人も多いので、いろいろなお寺でお話を聞いて、自分が納得できるところに入信するようにしましょう。